古いPCにCloudReady(定番

Chromium OSベースのCloudReadyがお手軽に入れられて軽いと聞いたので入れてみた。入れたPCは2010年製のdynabook R730/W2MAでメモリ8GBに増設、SSD128GBに換装しています。しかしそれでもWindows 10は動作が辛く、またWindows7もEOSなったので使いどころがありませんでした。

dynabook.com

↓からインストーラを作ります。必要なものはビルドツールを実行するのに必要なPCと容量8GB以上のUSBメモリUSBメモリは起動メディアとして作成される為、中身まるごと消えるから注意。

www.neverware.com

ダウンロードリンクが二つありますが、「Download the USB Maker」と「Create a USB installer manually」とで最終的に出来上がるものは一緒ですので、手順が簡単な「Download the USB Maker」で作るといいと思います。

pc.watch.impress.co.jp

↑の紹介記事にもありますが、そのままUSBメモリで起動させ初期設定を済ませると、USBメモリから実行する環境のセットアップになりますので、PC本体の内蔵デバイスにインストールする為には、起動させたら右下の時計をクリックし「Install OS」を実行する必要があります。
WiFiなどのデバイスが動作するか確認するだけなら、まずはそのままインストールせずにUSB起動で環境を作って一通りの動作確認をしてもいいかもしれません。
また↑の記事中のとおり設定から「Media Plugin」を入れないと音声の再生がされなかったりしますので入れておきます。

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古いPCということもありWiFiなど基本的なデバイスはインストール時から普通に動作し、またかなり快適に動いています。Chromium OSベースということで、Androidアプリは使えませんので基本的にChromeChromium)で利用できる範囲となります。
つまりWebブラウザで利用できるWebアプリであれば、NetflixにMicrosoft365やGoogleなどほぼ遜色なく使えるということになります。メールもWebメールで利用すればいいわけで、実際に使ってみた感じでは正直今スマホでできていること、ゲーム以外の大半のことは済んでしまうなぁと。

でも逆言えば、使用したdynabookはずっと充電容量80%制限で使ってたので今でもバッテリーが生きていますので使い道ありますが、古いPC特にノート系ではバッテリーが使えないことが多いので、無理して有効活用なんて言わないで、普通に今時のタブレットや安いPC買ったほうがいいのでは?とか思っちゃいましたが。