Windows PCで後付けGPS
内蔵しているPCは少ない(LTEモデルはチップが機能統合されてるものがあるから、ついでに載ってる機種もあるようですが)ので外付けでも付けられないかと。
一昔前は自立走行で使うジャイロとGPSアンテナセットでモバイルPCをカーナビに使おうってソリューションがあったと思いますが、昨今はそこらのスマホでだいたい実現できちゃうので探してみるとPC用GPSモジュール自体わりとなく、Amazonで探すとUSBドングルタイプのVK172というものが900円~1,000円前後でいろんなところが売ってるけどもその差がよくわからない。
ということで一つ1,000円くらいだしと物は試しと三つほど買ってみたところ、パッケージは違う(二つは写真のとおりバルク品のように静電気防止袋にパッケージされただけのもの、一つはブリスター)ものの全部同じものが届きました(笑。
Amazonあたりのレビューだと偽物も混ざっているようですが、ラベルの感じからして本物っぽく、動作も三つとも同じでした。
そんな感じなものでドライバーはネットから落とさないといけません。もともとのチップは筐体に書いてあるu-bloxのようで以下のサイトでダウンロードできます。
色々出てきますが左側から”Product category”で「Position & Time」を、”File categoy”で「Driver」を選ぶと三つに絞られますのでその中から
- u-blox GNSS Sensor Device Driver for Windows, v2.40
- u-blox GNSS VCP Device Driver for Windows, v3.10
を落として解凍してセットアップします。2017年と日付はちょっと前ですが、20H2でも動作しました。
注意点として衛星を捕捉するまで少し時間がかかります。場合によっては数分かかりますので、捕捉を示す緑のLEDが点滅するまで待ちます。点滅をはじめたら捕捉してますので、Windows標準のマップやブラウザからのGoogleマップなどで現在位置のアイコンを押すと今の位置を地図上に指してくれます。
装着したところはこんな感じ。多少の出っ張りにはなりますが、携帯して使ってもそれほど邪魔にはならないので、ちょっと大きな画面でWindows使ってマップアプリ使いたい場合にはいいかなと。
ちなみにGPSの付いていないFire HD8タブレットでも使えました。こちらは特にドライバなどを入れる必要はなくOTGケーブルなどでつなげて位置情報を使う設定を行えば使えました。
1,000円ちょっとで遊べるので、Windows 10のモバイル機があるなら一つくらい買ってみてもいいかもしれません。