WILLCOM CORE さんじー


じつはサービス開始前のウィルコムストアの予約で購入していました。PHSのEDGEがあるのに、なんでかといえば単純な話で、普段使いは速度含めて我慢できるんですが、旅行に持ち出すとちょっと田舎に行くと繋がらないからです。


↑がパッケージをあけたところ。ダンボールの質素な梱包で、簡易マニュアルと本体、FOMASIMカードが入っています。ドライバ類はHX003ZTに内蔵されている為、CD-ROMすら入っていません。


SIMカードのセットは、コネクタと逆面の蓋を開けて行います。白いところがSIMカードをセットしたところで、その左側にある金具の場所は、2GBまでのmicroSDカードをセットするところで、とりあえずカードリーダとして使えますが、見ての通りの取り扱いの悪さなので、頻繁に抜き差しするってよりも、HX003ZTにUSBメモリの機能を付加する為と考えたほうがいいと思います。


んで、↑がコネクタ収納携帯。ここからコネクタを広げると↓に。

見ての通り、完全な四角いコネクタでなく、格納目的の片面だけのコネクタなので、慣れないと差し込むのがわりとおっかないです。下手な力を加えて無理に差し込もうとすると、受け側のコネクタをバキっとやりそうな気がしました。

セットアップは簡単で、HX003ZTを差すと内蔵されたセットアッププログラムが実行され、そのまま画面の指示通りに行えば使用可能になります。基本的にユーテリティ経由で接続で、特に試したところでは変なポート制限もかかっていない模様です。自宅環境へのVPNFF11も問題なく使えました。
それと接続性も基本的にFOMA網なので、この前の旅行に持っていった時も、高速道路での移動中でも山ん中の宿でも、問題なく使え、よっぽどのトコでない限りほぼHSDPAでいけたので、契約した甲斐があったなぁと。

ただ欠点というか使いづらいとことしては、↑のコネクタ形状もありますが、ともかく接続後の認識が遅い。差してから使用可能(ユーティリティで接続ボタンが押せるように)になるまで15秒〜20秒くらいかかります。これがわりとうっとうしく、喫茶店などで腰を落ち着けて使うときはまだしも、どっかの車中とかで急ぎで開きたいときは、結構まどろっこしく感じるかもしれません。

それから内蔵のユーティリティは、Windows7のRC版でも問題なく使えてます。なのでおそらく製品版でも、このまま問題なく使えると思われます。

※.認識の遅さはWindows7だから、ではない模様。WindowsXPのtypeUでも試しましたが、やはり使えるようになるまでは、同じくらいの時間がかかっていましたので。
※.てか、WANモデル買っとけばよかったと、この快適さを使ってみてオモッタ。