送り手の特別視

妙に鼻につく文体だなと思ったら、文にしても絵にしても「ヲレさまが書いた(描いた)モノを、見せてやっている」ってのが、滲み出ているような感じがしてるところだった。プロっぽい人のところだったけども、妙に業界クサいというか、そういうところを全面に出していた気がした。逆にプロな人でも、普通に読めるところもあるから、自分とその相手との相性が悪いんだろうかなと。
自分の創ったもので生活しているというプライドから出ているのかもしれないが、あまりそういうのを出すぎていると、見ていていいもんじゃないな、と。以前にもちょろっと書きましたけども、奏者だけのライブというかコンサートは成り立たないと思うので、必要以上に送り手を特別視する傾向は、見る側も送り手にしても、いいことではないと個人的に思ったり。

#まぁかといって、今のWebのタダのり万歳な傾向や、ファン層の声がやたら大きすぎることも、あまりいいとは思ってませんが。
#今のpixivは基本タダだから、描き手も閲覧者側も盛り上がっている面はあると思うので、逆に変な課金システムが組み込まれると、微妙な場になってしまい、今のようなカオス的な盛り上がりはなくなる気がしないでもなく、と描き手と閲覧者つながりの余談。寄付レベルのお金のやり取り+広告で賄えるのが理想と思うけど…そういうもので回るようになる可能性は限りなく低いと思ってる。