タダより安いものはない(?)

昨日の話に関連して。
ファイル共有ソフトをはじめとした、ダウンロード環境や、広告収入をアテにした基本無料サービスが多くあったこともあり、たぶん今のネット利用者の大半には、サービスにお金を払うという意識が非常に薄いというか馴染みがない気がする。
景気のいい時は、ばんばん広告をうつので、それこそ広告枠は打出のこづち状態だったと思いますが、それが不景気になれば赤玉出てきてチーンということにもなりかねない。でも無料!無料!無料!無料!でユーザーを集めていたけども、それではサービスの存続が難しくなったからと、いきなり集金しようとしても、はたして払ってくれるんだろうかなと。
そこらへんを考えると昨日の話のように、ちょっとした付加価値程度で賄うことには、たぶんならないんじゃないかなと思うわけで。
もしかするとここらへんって、広告費べったりで広がったネットサービスが、そのツケを払わされる時期にきてるんかなとも思ったりも。基本無料が利用者のサービスに対する基本要求を上げてしまい、それにこれから提供側は応えなければならない。そうだとしたら利用者にしても、サービス提供側にしても不幸というか、見通しが甘かったというか、何とも言えない状態だなと。