結局のところ、それに【だけ】かける時間が減っている

ってことなのかもしれない。

テレビがつまらない、ゲームが面白くない、新聞や本を読まない、etc。昔は、あんなに面白かったのに、あんなに夢中になったのに最近は…。
でも、よくよく考えてみると、あのころって、それしかなかった気がしないでもなく。

じゃあ、今は?と考えたら、それに加えてネットで掲示板に動画、ケータイで友人と時間をえらばずコミュニケーション、ゲームはゲームでも一昔の据置き機並かそれ以上のものが、携帯機で時と場所を選ばず出来る。

そしてなにより、自分でなにかをつくり・発信することの手間やら、必要な機材やらの敷居が圧倒的に下がったというのもあるかもしれない。blogにしても、自分のように絵を描くにしても、はたまた自作動画を作るにしても。

まぁ自分がぱっと脳内で思い付いただけのものばかりなので、中身が偏ってるし、見えてないものが、まだまだたくさんあるんだろうけども、結局は個人が体験出来るもの、楽しめるものの種類が、数が、異常に増えて溢れているだけの話なのかもしれない。
そう考えると、テレビ・新聞・ラジオなどのマスコミにしても、ゲームや音楽、映画などの娯楽産業にしても、ちょっと飛躍して車が売れないという話にしても、そのライバルは同業者などではなく、その他のものから、いかに自分のとこのモノに夢中になってもらい、時間を消費してもらえるかのサバイバル状態なのかな、と脳内シミュレーション(予防線)で考えてたりします。

このままいったら、なんとなく互いに叩き潰しあって、食い合う先しかないような気がしないでもなく…まぁ、そうやって淘汰されていくんでしょうけども。