描きかけ:引き続き塗り


昨日のまま塗りすすめたら、赤の彩度高すぎてケバく感じたので、彩度を落して塗り直しました。
HSVパレットを使うと、この彩度の調整はしやすいんですけども、RGBパレットを使うと、どうも明度の調整になりやすく、ケバくなったり、暗部がくすんで汚くなりがちかと。昔はRGBパレットだけで描いてました、ってよりHSVパレットなんてないツールを使っていたもんですが(MSX2のころとか)、今はもうHSVパレットがないと色が作れないカラダに…。

「デジタル作画で似たような〜」って話は絵柄でなく、作風というか出来あがりの絵の雰囲気が似たようなもんになりやすい、って意味で思っていた。というのも、Webページでもpixivなんかでも、ざっとみていると、「コレ、パスで(とかツールの補間機能で)きれいに線ひけましたー、そして色はグラデでぱーっと塗ってキレイですー」ってなのがわりとあって、作者が違い、絵がらも違うのに、なんとなく生気がないというか、同じ人…ってより機械が描いたような絵に見えることがあるもんで。
あと色の傾向も面白いもんで、先に書いたグラデ風味は、彩度が高くてケバい色合いが多かったりするし、逆に妙に薄い色あいのものは、いかにも水彩風ペンを使いました!ってのが多い感じに思えます。
デジタルのいいところは、同じ操作すれば、たいてい同じ結果が得られるとこだと思いますが、なにも考えずに手段だけ猿真似しすぎると、アウトプットの結果が似かよる面はあるだろうなぁ、と思うわけで。そこがまぁ、試行錯誤のポイントじゃないかなと思いますが。と、自戒をこめて(←予防線)。