XPモードほんばん

ということで、本番環境に入れました。
手順は大差ないものの、入れ方が少々変わっています。

まずはここからXPモードとVirtualPCをダウンロードします(Select systemでProfessional以上でないと、ダウンロードできません)。
んでもってXPモード→VirtualPCの順番にインストールし、スタートメニューからWindows XP Modeをクリックすると、簡易チュートリアル画面が表示されながらセットアップが走り、それが完了すると使えるようになります。そしてXPモードとして使う分には、RC版の時とほぼ一緒で、RC版の検証で使ったGT-7600Uも同じ手順で使えました(ただし正式環境のTWAIN呼び出し用アプリとして、なにかのおまけで付いてきて余っていた、Photoshop Elements2.0を使っています)。
ということで、たまにしか使わないので、スキャナはこのまま使っていこうかなと。

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以下余談:
XPモードはProfessional以上でしか使えません(インストーラで蹴られる)が、VirtualPCはHomeでも使えます。

↑XPモードはついでですが、最初に書いたページ以外でも、ダウンロードセンターからも落とせます。んでもってそこのシステム要件にもあるんですが、XPモードは確かにProfessional以上なんですが、VirtualPCはHomeBASICからでもOKなんですよね(ちなみにVistaやXPの時は、VirtualPCはHomeだとインストーラで蹴られていて、細工しないと入れることができなかった)。
そういうことなので、Homeでも手元に余っているOSがあれば、XPモードもどきができるんでないかなということで、HomePremiumを入れたtypePにて実験。typePは最近出たBIOSで、VTの有効化ができるようになったので、まずはBIOSを更新し、VTをBIOSの設定画面から有効化しときます(デフォルトはDisable)。それから↑からVirtualPCを落とし、セットアップし、本来ならOSを入れるとこですが、前にマシン一個つぶした余りライセンスで作った仮想HDファイルがあるので、それを設定ファイルごとコピーし、設定ファイルをダブルクリックして起動してみると、とりあえずWin7 HomePreを入れたtypeP上でも、仮想OSが起動することが確認できました。
ちなみにWindows Virtual PCを入れると、↓のようにログオンユーザフォルダに仮想マシンという専用の機能をもったフォルダが出来、ここのメニューから、新規で仮想マシンの作成ができるようになりますんで、XPモードだけでなく、他にライセンスがあれば、Vistaや7、そして自分で構成したXPも入れることができます。

#ただしゲストOS(VM上で動かすOS)の公式サポートは、Windows Virtual PCのダウンロード画面にもあるとおり、XPのSP3以上。それ以外のOSは動けば動く、ってとこじゃないかなと。
#入れ方は、他のVMソフトを使った人ならば、↑の画面までいけばわかるかと。

そして出来上がりが↓。

設定して気がついたというか、当たり前というか、XPモードってひらたく言えば、XP SP3に統合コンポーネントの設定済みVHDファイルに、インストーラでエディションの制限という首しめているだけなんだなと(Homeに入れようとすると、インストールの最後まで走りますが、XPモードの設定に入るところで止まります)。

ただまぁ、余っているライセンスがないのであれば、それでいて仮想環境のXPがほしいのであれば、素直にPro以上にアップグレードしてXPモードを使ったほうが、たぶんいろんな意味で安く付くと思いますが。