W-ZERO3+幻彩2で絵を描く流れみたいなもの

 予告どおり今W-ZERO3幻彩2を使い、モバ絵を描く流れを。以下、長いというか画像も多いのでたたんでます。


 
1.2枚あるレイヤーのうち下側のレイヤー2にあたりを入れます。線画と区別がつきやすいようにたいていは赤で、ざっと描きます。ツールは水彩ペン10x10の一番細い1のペンです。

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2.上側のレイヤー1に線画をがりがりと描きます。色は黒に近い濃い色で、あたりと同じく水彩ペン10x10で一番細い1のペンで描きます。たまに左右反転などを行い、崩れてないか見ます。

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3.あらかた出来たら下側のあたりを描いたレイヤー2を消し、更に描き込んでキャラを完成させます。

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4.下側のレイヤーに背景を描き込みます。ここは場合によりけりで、今回のように背景の隙間が多い場合は、キャラを先に塗ってから背景を描くこともあります。背景は主に水彩20x20を使います。

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5.背景が出来上がったら、キャラの部分を単色で塗りつぶします(変なムラが出ないように)。ここも水彩20x20で。

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6.キャラを塗ります。ツールは水彩20x20を使い、ぐりぐり塗ります。

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7.色と線画を合成し、影や手前にくるもの(花びら)などを描いて完成です。

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と、だいたいこんな流れです。幻彩2はレイヤー2枚+マスク1枚使えますが、上記のとおり2枚のレイヤーしか使ってません。またツールも確認用に左右反転や、位置の調整にレイヤ移動を使いますが、基本的には水彩ペンだけでがりごり描いていくだけです。

 ただW-ZERO3のパネルはみょーに敏感らしく、最初にタッチするとき変にフラついたり、スタイラスを持っている手がパネルにかすったりすると、ビッとペン先からその手の方向に線が入ってしまうことが多々あります。これを回避するには、鉛筆描きのように細かく短い線を引くような描き方はやめ、一回ペン先を付けたらひと段落するまでしっかり離さないようにぐうりぐり描くと、↑のようなことにはなりづらい模様です。あと手をパネルにつけない。万が一にもなってしまったら、あわてずに一回Undo。復帰するようであればいいし、だめであれば、がんばって修正を。

 慣れればわりとどこでも描けるようになるんで、興味がある人はどうぞ。