intuos4


↑LargeモデルのPTK-840。
箱がともかくデカい。製品保護の意味が大きいと思いますが、ともかくデカい。んでもって梱包の仕方がまるっきり(Webの記事でみた)iPodなんかのApple製品っぽい。内箱の蓋にメッセージが入っているとこからしても、まぁそんなオサレくさいつくり。
オーバーレイシートがマット標準というか、マット以外オプションも存在しない仕様です。その為マットシートを使ったintuos3と描き味は似ていて、抵抗感がいい感じで出るので描きやすいんですが、芯の減りがべらぼうに早い。標準芯の材質が以前のシリコン芯から変わってますが、ともかく減りが早く、途中から使い始めたこの絵で使っただけで、かなり減りました。筆圧の感知をやわらかめにしたら、多少マシになった感じですが、こんな調子だとあっという間に付属の芯は使い切っちゃいそうな。ちなみにintuos1と3は同じ芯が使えたんですが、今回のペンは芯が細くなっている為、以前のものは使えないようです(見た目で太さが違う)。根性で削ればいけるかもしれませんが、そうすると中でぽっきりやっちゃいそうな気も。

んでもって↑が有機ELを使ったファンクションキー部。タッチホイールは、3にあったスクロールのタッチパッド部と違い、誤動作をほぼしないので、かなり安心して使える上に、ズームや回転、ブラシサイズの変更には結構使いやすいです。切り替えは真ん中のボタンで行い、モードは右側に配置されたLED位置で確認できます。
と、まぁタッチホイール部は使いやすいんですが、ファンクションキー部は結構使いづらいです。同じ大きさのキーが狭いところに押し込められているので、二つ以上組み合わせて使うような操作は、片手ではかなり押しづらいです。とはいってもそんな操作をするのは、PainterのSpace+Altによるキャンバス回転くらいなんですけども(PhotoshopCS4はショートカットでタッチホイールに対応できる)。あと有機ELの表示部は便利です。この手のファンクションキーは、カスタマイズできるのはいいとして、中身を時々忘れることがあるので。
全部ひっくるめた感想を言うと、芯の減りが気になるけども、描き心地とタッチホイールの操作性は悪くないかなと。あとペンがちょっと軽く使いやすくなってます。それとこれはintuos4だから、という話じゃないですが、大きめで画面の縦横比とあったタブレットはやっぱり描きやすい。正直Largeじゃ大きすぎたかな?とか思いましたけど、いろいろ試していると、線をフリーハンドで引くときなどは、やはり大きいと線の描き易さが違うなぁと。それからintuos3はアクリル素材で表面加工してあったせいか、手をおくときになんかきしみみたいなものを感じて気持ち悪いときがあったんですが、4はそういうことがなく、そういう意味でも使いやすいです。