R730をSSD化


前々から考えていたのですが、R730にintelSSDの510シリーズの120GBモデルをつっこみました。本当は、のってるHDDが320GBなので、最低でも250GB以上を…と考えていたんですけども、実際使うソフトを全部放り込んでも80GB程度しか使っていないし(データは基本的にノートには残さず、メインPCに転送してる)、先週出かけたときにちょうど↑のSSDが、18,000円程度で売っていたもので、たまっていたポイントを使い購入しました。

R730のHDDモデルは、普通の9mm厚の2.5インチHDDが使われているのは知っていたので、たいていのSSDはのるだろう、と思っていたのですが、R730の場合は、HDD固定用にふたにインシュレータが貼ってあり、またHDDの凸凹にあうようになっていたため、真四角のSSDを入れると、最初はふたがうまく閉まらずに、ちょっとびびりました(苦笑。ちょっと削るなり加工も考えましたが、中でうまくSSDをセットし、ふたを押しこむことにより、加工の必要もなくきっちり閉まり、うまくセットすることができました。

あとは、あらかじめ作っておいたリカバリメディアを使い、Windows7 64ビット版のリカバリを実施し、不要なアプリの削除と、使うソフト類を入れて、ほぼ出来上がりました。でもちょっとプロパティ類をみると、defragのスケジュールなどが生きていた為、システムドライブをSSDとしてOSが認識していない様子。たぶん、ここらはリカバリでなく、最初からのOSインストールをしないとだめなのかなと。ということで、ここらはググってちょっと手動で設定…しようと思ったら、intelSSD用には、以下のユーティリティが用意されていました。

ざっとマニュアルのPDFをみると、SSD本体のSMARTの監視や、ドライブ自体のチューニングとOS自体のチューニング(defragのスケジュール実行を無効化など)も管理できるっぽい。ぐぐって手でいろいろいじるかなと思ってましたが、このツールで楽してみることに。

ダウンロードして起動してみると、簡単なメニューがいくつか。その中から「Intel SSD Management Tools」→「System Configuration Tuner」を選択すると、以下の項目が出てきます。

このそれぞれの項目が、「Recommended Action」において「No action required-current setting optimal.」になるようにそれぞれをクリックすれば、SSDに最適化された環境になる模様。
Windows7ReadyBoostは、Superfetch/Prefetchに含まれるため、StatusがNoneになるかと思います(説明にも”ReadyBoost is part of the Superfetch feature in Windows7.”とある)。

ここまでやって、Windows7Windowsエクスペリエンスインデックスを試してみると、プライマリハードディスクのスコアが7.5と、R730のスコアの中では一番の数字になってました。

使った感覚としては、まぁtypePやらlibretto W100やらでSSDのPCを使っているため、そんなに新鮮味はなかったのですが、HDDドライブの駆動音がなくなっただけでも、けっこう静かに感じるものだなと(それ以上にR730は冷却ファンの音が大きいですが)。速度に関しては、ほぼスリープ運用なので、実感が少ないんですけども、コールドブート時がけっこう速くなった気はします。ただまぁ、そういった音や速度よりも、やはり一番ありがたいのは、最近の2.5インチHDDは衝撃に強くなっているとはいえ、HDDへの振動を気にせずに扱えるようになったことですかね。ここらはちょっと一回なれると、モバイルPCではなにものにも代えがたい気がしています。
どうしても内蔵の120GBで不安なときは、今回取り出した320GBをパックに入れて使う時だけ繋げるようにするなどすれば、そうそうは足らなくなることはないと思いますし、まぁデータ領域が30GB程度もあれば、自分のモバイル利用では、まず問題ないと思っているので…。

ということで、ちょろちょろ調べながら、また設定を見直していこうかなと。