自分がやればタダ
と、考えて、例えばPC自作でパーツをバラで、安いところ探して買えば、安くて高性能なパソコンが!とか思いがちだけども、こう考えてみると、結構高くついてるよな、と思う。
- 買いに行く交通費と交通時間
- パーツを物色し、購入する時間
まぁ、ここまでは新品PC一台を買いに行くのときにも同じくらいかかるコストかもしれない。
- 組み立ててOSを入れてとりあえず動くようにする時間
↑これがうまくいけばいいけども、動かないって話になると、
- トラブルシューティングし、試行錯誤する時間
が入り、最悪な場合には、
- 初期不良交換なり、代替パーツを入手するための時間
がかかって、また組み立てる、という手間と時間が発生するわけで。んで、動けば動いたで、
- 使うソフトのセットアップ、環境設定をする時間
を経て、(ここはメーカー製買ってきてもかかる部分)ようやく使える状態に。まぁこのまま何事もなく買い替えするまで動いていればいいけども、なにかしら調子が悪くなれば、
- トラブルシューティング
- 交換パーツの入手
- 交換作業
なんてものがふってわいてくる。メーカー製だけで使っていれば、メーカーに電話して修理に出せばいいだけで(メーカの延長保証に入っていれば数年間は修理代もかからない)。なにかあった場合の労力と時間コストも全部自分にふっかかってくるんですよね。こういうことなんで、自分は↑のトラブル込みで楽しめないならば、自作はするもんじゃないと考えているわけで、こういったことにかかる金銭的でない、時間的コストって案外やりたくない人にとってはバカにならないと思うのですよ。
そういう観点からすると、自分自身が動く、ということは何事についても、その分拘束されるわけですから、場合によっちゃ一番高いコストをかけている状態なのかもなと。その間は、別のことが出来なかったりするわけですから。