MVNOでキャリア版端末を使う

先にも書いた通り先日Note8からNote10+に機種変更(キャリアはdocomo)。Note8は2年ほど前の機種ですがプロセッサはSD835にメモリ6GB、Pieになっておりまだセキュリティアップデートも降りてくるとなるとそこらの下手な格安端末を予備として買い直すより使えそうなのでこのまま利用することに。

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回線は既にルーターやゲーム機、テスト用途でIIJmioのファミリーシェアプランを使っておりEOSがアナウンスされたWindows 10 Mobile機MADSMA Q601から抜いてSIMを変更。IIJmiodocomo網とau網が選べますが、あえてau網の音声付SIMを選択。理由としては予備機なのでdocomo端末に突っ込んだらどれくらい使えるかという興味半分とdocomo網のSIMしかない場合その網による障害があった場合に全滅するからそういったリスク軽減の意味が半分といったところ。まぁできればプロバイダごと別にするほうが二重化という意味では正しいと思いますがそれだと費用対効果が悪いので。

ストレージが64GBはメインに使うには心もとないんですが、予備扱いで特にゲーム系を抑制すれば足りないということはない。唯一心配といえば2年使ったもんだからバッテリーがへたってないかというところ。

そこで丁度よくSamsungの国内基幹店であるGalakys harajyukuでハードウェアのチェック無料で行っていると知り依頼してみることに。バッテリーの容量としては87%でまだ予備としてなら使えるでしょうけども充電回数多すぎという診断。参考までにバッテリ交換はいくらくらい?と尋ねるとだいたい1万円くらいという回答。ちょっと悩みましたがもしも困ったらその時くればいいかなと保留にしました…ら、後日期間限定でdocomo端末なら5,000円で交換するよクーポンが。ありがたく5,000円で一番の懸念も払しょくできました。

docomo端末の利用できる機種ごとのバンドは以下URLのPDFに。当たり前ですがau網で一番対応地域が広いバンド18/26が利用できません。

https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/support/unlock_simcard/201505/band.pdf

なので実質docomo版Note8ではバンド1と28のみ対応となります。

実際に使ってみたところでは関東の通勤経路や勤務先、自宅周辺などではまず困ることはありません。ただ温泉地など山間部行くとメインのdocomo網のカード入れたNote10+ではOKでもau網のカード入れたNote8では圏外なることが多々あり、まぁこのあたりが妥協点かなぁといったところ。

それとテザリングもそのままではうまくいかず、[設定]>[接続]>[モバイルネットワーク]>[APN]でアクセスポイントの編集でIIJmioの設定に以下の斜線部の追記が必要でした。

APNタイプ→default,dun

メールは通常のインターネットメールはもとよりdocomoはあらかじめ設定しておけばキャリアメールもIMAPで接続できるようになるため、それを利用してキャリアメールへのアクセスもMVNO回線で可能に。それに加えdocomoアカウントで認証する地図アプリ系のサービスも利用でき、先日緊急地震速報の受信も確認できましたので電話番号に紐づけするSMSやLINE以外のサービスであればほぼ予備として機能する程度には使えるようにできました。

と、まぁいろいろ手を入れましたが、MVNOなSIM突っ込んで使ってみると、Note8はまだまだ使える端末だなぁと。それ加えMVNOで回線も12GB/月使える契約なのでメイン回線のdocomoギガライト(IIJmioファミリーシェアのSIM入れたルーターと併用)より気兼ねなく使えるもんだから端末単体での出先での使い勝手は精神的によく、逆に音声通話はメイン回線がdocomoの話し放題でMVNOの回線契約のほうが割高なので、まぁこのあたりは上手く使い分けていこうかなと。