Windowsのトラブルシューティング(のとっかかり

WindowsはNT系カーネルには昔っからイベントビューアーというOSが収集しているログのビューアーが付いてます。起動はスタートからWindows管理ツールグループの中から、もしくは検索で「イベント」まで入れると候補に出てきます(Windows 10の場合)。

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左側のペインからWindowsログを展開すると、収集しているログのカテゴリが出てきます。

アプリケーション系のトラブルはApplication、アプリケーションに限らずシステム全体でおかしい場合はシステムあたりを現象の発生日時などをヒントに見てみると、表に出てないエラーや警告がずらっと並んでいる場合がありますので全般のところにある詳細なメッセージを手掛かりにWebなどで調べるとなにかしらわかる場合があります。

よくあるのがディスクエラーが発生しているもののリトライで遅いけども動作しているように見える場合、システムのところにソースdiskでエラーがずらっと並んでいることがままあります。

またエラーとなっていてもDCOM関連など特に動作に問題がないものもありますので、複数のWeb上のナレッジやマイクロソフトのFAQなどを参考に判断してみてください。

また注意点としてログの保存ができますが、evt形式で保存すると他の環境(PC)で読んだ場合にメッセージがちゃんと再現できない場合がありますので、メーカーなどから要求された場合にはcsv形式で保存してください。

SNSなどでわりとアプリケーションが落ちる(ムキー)、OSが遅い(ムキー)とイライラしてるだけのひとわりと見かけるので、まぁ手掛かりにしか、現象によっては手掛かりにもならん時ありますが、なにもとっかかりがないよりマシってことで。