SkyDriveで自宅PCのローカルドライブにアクセス

なんかエクスプローラ統合ばかり注目されてる気がしますが、どっちかというとこっちのほうが、ある意味いろいろ使いでありそうな気がしないでもなく。
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↑SkyDriveの設定画面に「このPCにあるファイルに別のデバイスからアクセスする」というのがありますが、これにチェックつけるとどうなるか、ですが

WebでSkyDriveを開くと、左ペインのコンピューターにチェックを付けたPCのコンピュータ名が出てきます。んで、これをクリックすると、

↑のようにアクセスを求めるセキュリティコードの取得が促されます。んで↑の取得のリンクをクリックすると

↑の画面が出て、WindowsLiveアカウントに登録されたメールアドレスもしくは、携帯のメールアドレスにコードが送られてくるので、それを入力します。
※他のたとえばネットカフェなんかで使うようなシーンを考えると、セキュリティの意味からして、この送付先は携帯やスマートフォンで受信できるようなアドレスにしておいたほうがいいかと。
で、セキュリティコードが通ると…

↑な感じで、SkyDrive上のファイルと同様に、自宅PCのファイルにアクセスできるようになるんですよね。ただし、さすがに書き込みは不可で読み取り専用ですが、まぁセキュリティを考えれば当然の動作かなと。
※このアクセスコードですが、いわゆるワンタイムパスワードの一種で、使う使わないにかかわらず、一定期間が過ぎると使用できなくなる模様です。上記の手順で一回アクセス許可出しても、同じPCでもしばらくすると再度聞いてきますので、このあたりのアクセス許可期間が、まんまセキュリティコードの有効期間と思われます。

使い方次第では、かなり有用ですが、当然下手すれば、自宅PCの中身がダダもれになるわけで、使い方にはある程度の注意や他のセキュリティ対策も必要かと思います(最低限、これを有効にするWindowsLiveアカウントのパスワードは、強固なものにする必要があるかと)。

自分の運用としては、まず自宅PCは基本スリープ運用とし、VPN経由でスマートフォンなどからアクセスし、Wake on LANで起動させ、そのあとアクセスとすれば、まずスリープからの復帰というものが壁になるので、ひとつはセキュリティを担保できるかなとは思いますが、自宅にいて使っているときは、わからんですよね(苦笑。なのでまぁ念を入れるなら、使わないときは設定を切っておくのが無難ですかね。

この機能つけたから、LiveMeshであったリモートアクセス機能なくなっちゃったんでしょうね。あと、これSkyDriveのローカルアプリケーションが、Vista以降対応なので、XPでは使えません。Windows8は標準に近いとこで対応してきそうな気はしますが、たぶん。